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台湾スチレンモノマー、多結晶シリコンに投資か


ニュース その他製造 作成日:2007年9月28日_記事番号:T00002863

台湾スチレンモノマー、多結晶シリコンに投資か

 
 台湾スチレンモノマーは、太陽電池原材料事業への参入を目指し、中国の多結晶シリコン工場に10億台湾元(約35億円)を投じるもようだ。28日付経済日報が伝えた。

 同社幹部は27日、市場のうわさに直接コメントせず、「太陽電池産業に関心を持っているのは確かだ」とした上で、多結晶シリコン技術についても、「支援は難しくない」との認識を示した。投資計画の詳細は取締役会での決議後に公表する方針。

 プラスチック樹脂業界では、台湾中油、李長栄化学、台湾聚合化学品(USI)が太陽電池セクターに投資している。台湾スチレンモノマーも既に太陽電池メーカーの太陽光電や昱晶能源科技(ギンテク・エナジー)に投資を行っており、原材料部門に投資を行えば、川下から川上までをカバーすることになる。業界関係者は、10億元という投資額からみて、複数企業による共同投資になると推測している。
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