ニュース 電子 作成日:2011年3月8日_記事番号:T00028630
台湾大哥大(タイワン・モバイル)の頼弦五・業務総経理は7日、通信キャリアにより販売されているタブレット型パソコンが今月末にも値下げされるとの見通しを明らかにした。8日付工商時報が伝えた。
頼総経理は「アップルのiPadのシェアが70%を超えている状況で、他のブランドが競争力を持つには、iPadより20%安いことが必要だ」と指摘した。
また、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)の広報担当者は、韓国のサムスン電子が最近、通信キャリア各社にタブレットPC「ギャラクシー・タブ」の販売価格を2,500台湾元(約7,000円)引き下げることを通告したと明らかにした。値下げ前の価格は2万3,400元で、下げ幅は約10%となる計算だ。
これに関連し、中華電信の関係者は、「タブレットPCは価格競争力でシェアを拡大する必要があり、各ブランドは値下げでアップルのiPad2を迎え撃つことになる」との認識を示した。その上で、「ギャラクシー・タブ」の無線LAN版は、現在発売中の3G版に比べ、4,000~5,000元安い価格設定になるとの見方を示した。
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