ニュース 電子 作成日:2011年3月8日_記事番号:T00028631
台湾のパソコンメーカー各社は、アップルのタブレットPC「iPad2」に対抗し、4月にもタブレットPC新製品の発売を予定していたが、このままでは価格競争力面で勝負にならないため、戦略の練り直しを迫られている。このため、対抗機種の発売を6月以降に先送りする動きも出始めている。8日付電子時報が伝えた。
業界各社は、iPad2の価格が最低499米ドルからと予想より安値に設定されたことに衝撃を受けている。業界関係者は、価格がiPad2より100ドル以上安くないと、競争にならないとみている。
あるメーカー関係者は「アップルのブランド力を加味すると、価格が499ドルを上回る同様の機種に生き残りの余地はない。既に2~3社が新機種の発売時期を先送りし、規格の見直し、コスト削減に取り組むか、市場動向を見極めた上で方針を決定することにしている」と指摘した。
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