ニュース 医薬 作成日:2011年3月9日_記事番号:T00028642
生物技術開発中心は8日、独自開発した「mTOR抑制剤抗がん標的新薬」の技術を生達化学製薬(スタンダード・ケム&ファーム)、永信薬品工業、中国化学製薬(CCPC)、健喬信元医薬生技(シンモサ・バイオファーマ)の4社による研究開発連合に移転する契約を結んだ。9日付工商時報が伝えた。
各社は2012年までに治験薬としての認可を受け、人体臨床試験を開始したい構えだ。治験薬認可を取得するまでに、製薬会社は治験薬認可前までに2,500万台湾元(約7,000万円)を出資する予定だ。
mTORは、肺がん、乳がん、前立腺がんでがん細胞の成長を抑制するのに効果があり、国立台湾大学医学院附設医院(台大医院)との協力で、肺腺がんへの有効性も確認された。既に台湾、米国で特許申請を行ったほか、特許協力条約(PCT)に基づく国際出願も行った。
スタンダードの范滋庭総経理は「資金の大半は政府の学界開発産業技術計画で賄われ、治験薬認可前までの1社当たりの負担額は600万元余りで済んだ。人体臨床試験に入れば、数百万米ドルの資金が必要になる」と述べた。
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