ニュース 商業・サービス 作成日:2011年3月10日_記事番号:T00028670
テレビショッピングチャンネル「富邦momo購物台」を運営する、富邦集団傘下の富邦媒体科技は、月末にも中国・北京に、現地ケーブルテレビ(CATV)大手、北京歌華有線電視網絡と合弁会社「富邦歌華電視購物」を設立する。富邦は新会社の資本金1億人民元(約12億6,000万円)のうち80%を出資する予定だ。2社は今年、900万件のCATVユーザーを抱える北京市場を共同で開拓、将来的には天津や河北省などにもサービスを広げたいとしている。10日付工商時報が伝えた。
現在同事業の指揮をとる高蘇源・富邦媒体シニア副総経理によると、現在、中国で販売する商品の仕入れ先を選定中だが、一部は台湾の「momo購物台」で販売されている商品を扱う。
中国のテレビショッピング市場規模は、2009年に約234億人民元、昨年は500億人民元突破と倍増ペースで成長している。CATVユーザー数は台湾(約600万件)の30倍に当たる1億8,000万件。巨大市場での商機獲得を目指し、富邦momoを含む台湾のテレビショッピング大手4社すべてが今年、中国市場に進出する計画で、中台提携による市場開拓が活発となる見通しだ。
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