ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年3月11日_記事番号:T00028703
中国鋼鉄(CSC)は、海外の炭鉱や鉱山への出資や、傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の高炉拡張工事など重大投資計画に充てるため、今後4年で2,000億台湾元(約5,600億円)の資金調達を計画している。11日付工商時報が報じた。
杜金陵CSC執行副総経理によると、今後4年の重大投資計画には、▽中龍の高炉第2期拡張工事、900億元▽高雄第3冷延工場、300億元▽CSCと住友金属工業合弁のベトナム冷延工場、150億元▽無方向性ケイ素鋼板の生産ライン、143億元──が含まれ、そのほか海外の炭鉱や鉱山への出資も適宜実施する。また、計画外の投資に毎年50億元ずつを準備する。鄒若斉董事長は、原料調達先に直接出資することで、原料の自社調達比率を現在の1%から今後5年で最高20%まで引き上げたいと語った。
張景星・財務副総経理は、資金調達2,000億元のうち、250億元は海外預託証券(GDR)発行を予定しており、ほかにシンジケートローン(協調融資)契約を結ぶことも検討中だと語った。
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