ニュース 電子 作成日:2011年3月11日_記事番号:T00028712
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の2月連結売上高は435億7,000万台湾元(約1,222億円)、前月比17.7%減、前年同月比37%増だった。大手顧客である宏碁(エイサー)の出荷調整やインテルのチップセット不具合問題などが減収要因。1〜2月累計では前年同期比32%増の970億1,900万元だった。11日付蘋果日報が伝えた。
コンパルの2月のノートPC出荷台数は前月比18%減の270万台、1〜2月累計では前年同期比28%減の610万〜610万台となった。同社は第1四半期のノートPC出荷台数で前期(1,170万台)比5〜10%減以内を見込んでおり、目標達成には3月の出荷台数で最低約450万台が必要となる。しかし、証券会社はコンパルの3月出荷台数が400万台にとどまるとの予測、「目標達成は難しい」と指摘した。
一方、ある業者によると、インテルの修正版チップセットは3月下旬に出荷が本格化するため、ノートPC受託メーカーの出荷は4月も引き続き増加が見込めそうだ。
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