ニュース 電子 作成日:2011年3月11日_記事番号:T00028714
鴻海精密工業が10日発表した2月売上高は、1,528億7,800万台湾元(約4,288億円)で、前月比17.91%減、前年同月比25.86%増となった。1〜2月累計では3,391億1,200万元で、前年同期比31.54%増だった。2月の減収は春節(旧正月)連休により稼働日数が少なかったことが要因で、減収幅は他の電子関連メーカーの15〜20%と同水準で市場予測の範囲内にとどまった。11日付電子時報が伝えた。
3月以降の見通しについて同社は、「昨年より良い」とのみコメントしているが、市場関係者は、主要顧客の新製品発売が控えているため、3月の売上高は1月の水準まで回復が見込めると指摘している。
なお、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の筐体(きょうたい)メーカー、鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)の2月売上高は108億1,400万元で、前月比14.6%増、前年同月比32.49%増だった。市場関係者は増収要因として、日系ゲーム機メーカーへの出荷増、米系顧客の新商品販売が迫っていることを挙げた。
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