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三陽工業の内湖工場跡地、再開発に着手


ニュース 建設 作成日:2011年3月14日_記事番号:T00028725

三陽工業の内湖工場跡地、再開発に着手

 バイク大手の三陽工業(SYM)は11日、台北市内湖区の工場跡地(1万2,000坪)再開発計画の起工式を開催した。美孚建設と共同で11〜16階建てのオフィスビル5棟を建設し、SYMは取得する2棟の一部を同社本部として、ほかは売却する計画だ。12日付工商時報が伝えた。


肩を並べてくわ入れする黄世恵・三陽工業董事長(右)と彭誠浩・美孚建設董事長(左)(11日=中央社)

 SYMによると、開発後の延べ床面積6万7,000坪のうち、SYMが取得するのは46%の約3万坪で、駐車場(480台)を除いた実質延べ床面積は2万5,400坪だ。証券会社によると、開発物件が完売すればSYMの売却益は150億台湾元(約410億円)以上と見込まれる。

 黄世恵SYM董事長は、SYM創業の地のため3年以内に完成させて創業60周年の記念にしたいと語った。また、台北市の内湖科技園区に隣接し、南港軟体工業園区(南港ソフトウエアパーク)および信義計画区へのアクセスが良く、今後の地価上昇を好感している。