ニュース 石油・化学 作成日:2011年3月14日_記事番号:T00028727
プラスチック包装材料大手の炎洲は、市場で供給ひっ迫が続く2軸延伸ポリプロピレンフィルム(BOPP)の第1四半期オファー価格を15~20%引き上げた。また、中台でBOPP生産能力を増強しており、台湾で月産能力3,000トンの新ラインが稼働する10月には前年比86%増の同1万3,000トンに達する見通しだ。14日付工商時報が伝えた。
BOPPの供給量は、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)の昨年の火災で激減した。炎洲は昨年11月からオファー価格を毎月5~6%引き上げ、年初には1トン当たり2,200米ドルに達している。
アナリストの予測によると、炎洲の今年の連結売上高は、BOPP価格上昇と生産能力増強で、前年比30%増の180億~195億台湾元(約500億〜540億円)に達する見通しだ。
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