ニュース 社会 作成日:2011年3月14日_記事番号:T00028735
東日本大地震の被害に遭った東京電力福島第一原発で爆発が起き、放射能が漏れた問題で、「14日にも放射性物質の1割が台湾に流れこむ」とのうわさが一部で流れた。行政院原子力委員会(原能会)に数十本の問い合わせ電話がかかり、ネット上でも被爆を避ける方法などの議論が活発化した。これを受けて原能会は13日、台湾域内30カ所の放射能レベルは正常な範囲内にあり、日本上空は西向きの風が吹いていることから台湾に放射性物質が到達することは「絶対にない」と強調した。13日付蘋果日報が報じた。
また、現在台湾で稼働する第1原子力発電所(新北市石門区)、第2原子力発電所(同県万里区)、第3原子力発電所(屏東県恒春鎮)のすべてが活断層に隣接している上、老朽化も進んでおり、第1原発は福島原発と同タイプであることから、安全性を疑問視する声が上がっている。
蘋果日報によると、3基の原発近くにある断層はこれまで「活断層の疑いがある」とされてきたが、昨年の調査で活断層であることが確認されており、大規模な地震が発生すれば深刻な被害が出る恐れがあるという。
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