ニュース 電子 作成日:2011年3月14日_記事番号:T00028743
東日本大震災の発生を受け、フレキシブルプリント基板や積層セラミックコンデンサ(MLCC)などを生産する日本メーカーに影響が避けられないとみられる中、フレキシブルプリント基板の嘉聯益科技(キャリア・テクノロジー)、台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)、受動部品メーカーの国巨(ヤゲオ)、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)などは台湾への発注シフトが生じるとみている。14日付蘋果日報が伝えた。
市場関係者によると、フレキシブルプリント基板市場では、米アップルのiPhone向けの場合80%、iPad向けの場合50%を日本メーカーが供給している。しかし、今後は新機種発売でアップルの出荷がピークを迎えるため、日本メーカーによる供給に問題が生じた場合、台湾メーカーへの発注先のシフトが生じる可能性がある。
MLCCも日本が主な生産国で、主要生産拠点は被災地にはないが、今後は交通インフラなどの混乱で供給不足も予想される。このため、台湾、韓国などのメーカーに発注がシフトする可能性があるという。
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