ニュース 電子 作成日:2011年3月15日_記事番号:T00028758
明基友達集団傘下のタッチパネルメーカー、達虹科技(CANDO)が、2012年第1四半期の量産開始を予定していた中部科学工業園区(中科)の4.5世代新工場の稼働を、タッチパネル市場の急成長に伴い今年の第4四半期に前倒しすると発表した。同社の袁鈞賢総経理によると、新工場は初期、予定する月産能力8万〜10万枚の30%の生産を見込んでおり、携帯電話およびタブレット型PC用タッチパネル生産の強化に充てると説明した。15日付電子時報が伝えた。
CANDOは現在、湖口工場(新竹県)で3.5世代1本、4.5世代1本が稼働している。4.5世代ラインは既に月産能力10万枚に達しているが、現在フル稼働となっており、一部でカラーフィルター(CF)の生産を継続している第3.5世代ラインを年末までにすべてタッチパネルに移行して需要増に対応する。
CANDOは第2四半期、スマートフォン用タッチパネルへの参入を予定しており、携帯電話用の売上高構成比が15〜20%まで成長するとみられる。またタブレットPC用も55〜60%に拡大すると見込まれるが、反面、ノートPC用とCFは10%以下に縮小するとみられる。
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