ニュース 公益 作成日:2011年3月15日_記事番号:T00028760
台湾電力は14日、建設が遅れている第4原子力発電所(新北市貢寮区)1号機の商業運転がさらに遅れるとの見通しを明らかにした。15日付自由時報が伝えた。
台湾電力の陳貴明董事長は「ケーブルと配管の設置工事(の完成時期)が今年5月から10月まで延びたため、今年12月15日に予定していた商業運転は再度延期される見通しとなった」と述べた。商業運転の延期は6回目となる。
一方、日本の東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れが懸念される事態となり、台湾でも原発の安全性に対する懸念が高まっていることを受け、立法院では同日、民進党の立法委員から第4原発の工事中断と総合検査の実施を求める臨時動議が提出され、可決された。
台湾電力の李漢申総経理は「もし台湾でも福島のような原発災害が起きた場合には、設備を放棄し、住民の命が脅威にさらされることを避ける」と発言した。
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