ニュース 商業・サービス 作成日:2011年3月15日_記事番号:T00028768
東日本大震災の影響を受け、日本からの農水産物が大幅に減少し、日本料理店は対応に苦慮している。15日付工商時報が伝えた。
現在台湾の日本料理店は、日本産の高級海鮮食材の品不足、輸入商社の売り惜しみと価格つり上げに加え、福島第1原発の事故で放射能汚染に対する懸念が広がり、客足が遠のくことも恐れている。
14日の時点では日本産海産物に目立った価格変動は見られないが、業界関係者は「今週から影響が出始め、日本料理店の商売にもある程度の打撃が予想される。業者はメニューを見直したり、台湾の食材を日本産の食材に代わり使用するなどしている」と述べた。
台湾の日本料理店は、大雑把に大衆向け、中級、高級というカテゴリーに分けられるが、高級店ほど日本産食材の使用比率が高く、影響が大きいとみられる。ただ、高級海産物の多くは北海道産で、現地は被災していないため、影響は限られるとの見方もある。
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