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民進党結党21周年、大物欠席で寂しいパーティーに


ニュース 政治 作成日:2007年9月29日_記事番号:T00002877

民進党結党21周年、大物欠席で寂しいパーティーに

 
 民主進歩党は28日、台北市で結党21周年の記念パーティーを開催したが、既に党主席辞任を表明した游錫コン(コンは方2つに土)氏、総統選挙の正副候補である謝長廷元主席と蘇貞昌前主席ら、主席を務めた3人の大物が姿を見せず、盛り上がりに欠けるものとなった。陳水扁総統、呂秀蓮副総統、張俊雄行政院長、葉菊蘭総統府秘書長らは参加した。

 游氏に公開の場で留任を求め断られた形となっている陳総統は、「游錫コン氏は21年前の昨日、結党大会の会議主席を務めた。結党時の先輩、先駆者らと共に逮捕、拘束の危険を顧みず、毅然と民進党を誕生させ、戒厳体制下の最大のタブーである結党禁止に挑戦したのだ」と游氏の名前を特に挙げて功績をたたえた。

 29日付自由時報は、党大会で採択を予定している「正常国家決議文」に「国号の台湾への変更」を盛り込むことが受け入れられず辞任を表明した游氏と謝氏の関係について、「党主席と総統候補者の間に路線の違いが表面化し、かつての運動の仲間に相互不信が生まれるのは民進党にとって深刻な警戒信号だ」と論評し、両者の関係改善を呼び掛けた。
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党主席が欠席しての結党日記念パーティーは初めてだった(28日=中央社)