ニュース 商業・サービス 作成日:2011年3月15日_記事番号:T00028770
東日本大震災を受け、台湾人の日本ツアー客によるキャンセルが相次いでいる。旅行業界団体は、天災が理由のキャンセルであることに配慮し、ツアー料金を必要経費を差し引いた上で返還する措置を呼び掛けている。15日付自由時報が伝えた。
旅行業界によると、今月中に出発予定の日本へのパッケージツアーは、申し込み者によるキャンセルの割合が少なくとも半分を超えているという。
旅行業界団体の中華民国旅行商業同業公会全国聯合会の許高慶秘書長は、地震後催行を見合わせていた東京ツアーを22日、北海道ツアーを17日から再開する意向を明らかにしたが、当面は台湾人観光客が訪日を見合わせる動きが強まりそうだ。
一方、中華航空(チャイナ・エアライン)と長栄航空(エバー航空)は、地震が発生した11日以前に発券され、今月末までに出発する日本行き航空券について、手数料なしでの払い戻し、日程変更に応じることを決めた。日本航空も発券済みで出発日が4月10日以前の日本行き航空券の払い戻しや日程変更で手数料を免除する。
エバー航空は台北~仙台線を運航しているが、仙台空港は津波の影響で閉鎖されており、4月末まで運航再開は見込めないとの見方を示した。仙台線に関しては、出発日を問わず、手数料なしで払い戻し、日程変更に応じる。
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