ニュース その他製造 作成日:2011年3月15日_記事番号:T00028771
15日付経済日報によると、東日本大震災の影響で日本からの輸入文化用紙が今後3カ月で品不足に陥る見通しとなり、台湾で同製品の価格が上昇するとの観測が出ている。ただ製紙最大手の永豊餘造紙は、「現在、文化用紙の供給は安定しており、当面値上げは予定はしていない」と強調した。その上で今後、日本からの輸入が減れば、発注切替による恩恵を受ける可能性もあるとした。
ある出版業者によると、日本の文化用紙は高品質で、一部出版物で採用されているが、現在の在庫量は1〜2カ月分しかなく、今後値上がりが予想されるという。
一方、ある文化用紙販売業者は、「日本からの文化用紙輸入量は4年前の反ダンピング課税以降減少しており、現在の市場シェアは5%以下にとどまる」と指摘した。日本から輸入されている文化用紙は、高単価の印刷用紙、包装用紙、キッチンペーパーが多くを占める。
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