ニュース 石油・化学 作成日:2011年3月15日_記事番号:T00028772
東日本大震災で日本のエチレンプラントの2割が操業を中断していることを受け、石油化学メーカー幹部は「極東地区でプロピレンのスポット価格が変動しており、台湾での3月契約価格は10%の上昇が見込まれる」との見方を示した。15日付蘋果日報が伝えた。
別の石化メーカー幹部は「台湾の3月のエチレン、プロピレンの契約価格は上昇が見込まれ、プロピレンは9%高の1リットル120米ドルに達し、汎用プラスチック相場をさらに押し上げることになる」との認識を示した。
東日本大震災の影響で、日本最大のエチレンプラントである三菱化学鹿島事業所(茨城県神栖市、エチレン年産82万トン)をはじめ、丸善石油化学(東京都中央区)の千葉工場(同年産48万トン)などが操業を中止している。供給不足が長引けば、相場上昇が長期化する見通しだ。
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