ニュース その他製造 作成日:2011年3月16日_記事番号:T00028789
製紙大手の永豊餘造紙は15日、中国の家庭用紙事業の生産能力5割増強などのため、1,800万米ドルを追加投資すると董事会で決定した。江蘇省揚州市に生産ラインを新設し、来年第2四半期にも稼動させる計画だ。16日付経済日報が伝えた。
同社によると、中国における家庭用紙の年産能力は、北京と昆山(江蘇省)工場合わせて6万トン。揚州での生産ライン新設後は年産9万トンに増える見通しだ。
同社はティッシュペーパー「五月花」を上海や華北などで展開し、シェアは上海で3~4割に達しているという。低価格戦略は採らず、消費力のある大都市を主なターゲットに定めている。
同社は中国内需を好感しており、今後中国の紙器工場を12基から20基に増やし、工業用紙の生産能力も15億平方メートルから20億平方メートルへと増強する計画だ。
証券会社によると、家庭用紙と工業用紙の生産拡充を進めることで、今年の利益は15億台湾元(約41億円)に達する可能性もある。
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