ニュース 電子 作成日:2011年3月16日_記事番号:T00028791
奇美電子(チーメイ・イノルックス)の王志超・南部科学工業園区(南科)分公司総経理は、同社が昨年2月、中国国家発展改革委員会(発改委)に対し、四川省成都市で第8.5世代液晶パネル前工程工場を設立する申請を行っていたことを明らかにした。これまで台湾政府は、液晶パネルメーカーによる中国投資を台湾投資より1世代以上遅れた技術レベルに制限する通称「N−1ルール」を設けていたため、依然認可は受けていないが、同ルールはこのほど撤廃が発表された。16日付電子時報が報じた。
王総経理は、液晶パネル業界は現在供給過剰の状態で、韓国のLGディスプレイ(LGD)も広東省広州市での8.5世代工場設立を先延ばししているため、奇美電も中国投資を急ぐつもりはなく、まずは確実に認可を取得したいと語った。
中国の発改委はLGDのほか、サムスン電子にも工場設置を認可している。
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