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《東日本大震災》「核エネルギー政策は不変」=馬英九総統


ニュース 公益 作成日:2011年3月16日_記事番号:T00028795

《東日本大震災》「核エネルギー政策は不変」=馬英九総統

 馬英九総統は15日、東日本大震災による東京電力福島第1原子力発電所の事故を受け、「日本を含む世界の核エネルギー政策に大きな変更はない。ただ、安全と保守の強化は共通認識だ。台湾政府もこの方向を目指す」と述べ、第4原子力発電所(新北市貢寮区)の建設を続行する方針を示唆した。16日付経済日報が伝えた。


馬総統は記者会見で東日本大震災の犠牲者に黙とうを捧げた(右3)(15日=中央社)

 馬総統は、運転中の第1~第3原発および第4原発について、地震と津波など複合災害を想定した安全対策強化を、台湾電力(台電)と行政院原子能委員会に指示すると述べた。また、第1原発は現在年次保守中だが、第2原発と第3原発は事故が起こらない限り停止させる必要はないとの認識を示した。