ニュース その他製造 作成日:2011年3月16日_記事番号:T00028798
東日本大震災で、太陽電池業界に対する影響は限定的との見方が有力だ。産業チェーンのうち、被災地の東北地方に生産拠点があるケースは少ない上、太陽電池モジュール大手メーカーが生産拠点を既に海外にシフトしているためだ。
16日付電子時報は、現在懸念される状況として、ポリシリコンの生産が停電によって影響を受け、原材料不足が生じる点を挙げた。ただ、ポリシリコンは主に半導体業界に供給されているが、太陽電池業界への供給量は一部にとどまっている。
ポリシリコンの生産拠点のうち、被災地に友達光電(AUO)傘下の太陽光発電用単結晶シリコンウエハー大手、エム・セテックの相馬工場(福島県)があり、現在操業を中断している。日本ではエム・セテックのほか、トクヤマ、三菱マテリアルなどがポリシリコンを生産しているものの、いずれも半導体業界向けが主体で、世界の太陽電池市場に与える影響は限られるとみられる。
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