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《東日本大震災》工作機械の出荷懸念、日本部品メーカーに国内優先観測


ニュース 機械 作成日:2011年3月16日_記事番号:T00028802

《東日本大震災》工作機械の出荷懸念、日本部品メーカーに国内優先観測

 16日付経済日報によると、東日本大震災を受け、機械要素部品メーカーのTHK(本社・東京都品川区、寺町彰博社長)が日本国内への供給を優先させ、リニアボールスライドやボールねじなどの輸出を当面取りやめるとの観測が出ている。THKはこれら部品の世界最大手で、同社から部品を輸入する多くの台湾工作機械メーカーの出荷への影響が懸念されている。

 台湾区機器工業同業公会(TAMI)の徐秀滄理事長は、軸受の日本精工(NSK)やCNC装置のファナックなど、その他日本メーカーからの台湾への供給も止まる可能性を懸念。今後、台湾の工作機械部品メーカーを訪問し、台湾メーカーへの供給を優先するよう訴える考えだ。

 機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)は15日から輸出受注を取りやめ、台湾の顧客への優先供給を表明した。