ニュース 石油・化学 作成日:2011年3月16日_記事番号:T00028804
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の中核企業、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)は15日、東日本大震災によるプラントの操業中断で、契約顧客への石油化学製品の供給に支障が生じている日本の同業メーカーに対し、優先的な供給を行う考えを表明した。16日付蘋果日報が伝えた。
李志村董事長は「同業が困難に陥っている際には、能力の及ぶ範囲で必ず協力していく」と強調し、既に日本メーカーのオーストラリアの顧客に対し、ポリ塩化ビニル(PVC)、水酸化ナトリウムを供給したことを明らかにした。
同社は日本企業への優先供給に際し、スポット市場での売却ではなく、既定の価格で出荷を行った。
一方、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は、日本で発電用ディーゼル油の需要が高まっていることを受け、日本企業に優先的に供給を行うよう内部指示を行った。
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