ニュース 電子 作成日:2011年3月16日_記事番号:T00028806
16日付工商時報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)は東日本大震災の発生直後に緊急対策会議を開き、部品の在庫量を確認するとともに支援を要請できるサプライヤーについて検討し、米アップル向けに必要な部品の在庫3~4カ月を確認したもようだ。同社は通常通り「顧客や製品についてはコメントできない」としている。
緊急対策会議では、今後のリスクを視野に、予備の調達先も選定したようだ。部品の在庫量も3~4カ月分あり、同社の生産には当面大きな影響は出ないもようだ。
証券会社によると、アップルのスマートフォン「iPhone」に関して、半導体パッケージ基板大手メーカーの出荷が中断するとの観測が出ている。パソコン産業のサプライチェーンに大きな問題はないが、タブレットPC「iPad2」は発売されたばかりの人気商品の上、出荷スケジュールがタイトなため、部品が短期間で底をつく可能性もある。この対応が鴻海にとって課題となりそうだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722