ニュース 電子 作成日:2011年3月16日_記事番号:T00028808
東日本大震災の影響で、調達先の代替がきかない日本からの特殊ロジックICとアナログICの供給が停滞して川下製品の出荷スケジュールが遅れ、川上業者も業績に悪影響が及びそうだ。ドイツ証券の周立中・半導体アナリストによると、ファウンドリー業界の売上高成長率は第2四半期、前期比5~7%増と当初予測よりも1~3ポイント縮小する見通しだ。また、台湾積体電路製造(TSMC)と聯華電子(UMC)は通年で利益が2~3%の圧縮されるとみられる。16日付蘋果日報が伝えた。
ただ周アナリストは、一部の出荷が第3四半期にずれ込むことで、ファウンドリー業界の第3四半期成長率は前期比8~10%増と、当初予測より1~3ポイント拡大するとの見通しも示した。
なお、日本が6割を掌握するシリコンウエハー原料について周アナリストは、メーカー側で確保する3~4カ月分の在庫に加え、日本以外からの調達も可能なため、今後3~6カ月の調達に懸念はないとの見方を示した。
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