ニュース 電子 作成日:2011年3月16日_記事番号:T00028809
液晶パネル最大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)南部科学工業園区(南科)分公司の王志超総経理は、東日本大震災による生産への影響について、原材料の導電フィルムやシリコンウエハーなどは在庫があるため、当面は影響が出ないとの見方を示した。16日付電子時報が伝えた。
王総経理は「導電フィルムやシリコンウエハーなどは供給がひっ迫しているが、サプライチェーンが絶たれたわけではない。自社で1~2カ月の在庫を確保しているほか、原材料の確保に動いており短期的に供給に大きな問題はない」と説明した。
その上で、「長期的には日本での停電時間の長短や復旧状況による。状況を見守っている」と述べた。
王総経理はまた、「原材料の供給不足に陥れば、現在供給過剰の液晶パネル業界の需給均衡を前倒しして達成できる可能性がある」と指摘した。
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