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「住宅今が買い時」わずか10%、ぜいたく税導入で=国泰金融【図】


ニュース 建設 作成日:2011年3月17日_記事番号:T00028814

「住宅今が買い時」わずか10%、ぜいたく税導入で=国泰金融【図】

 国泰金融集団が16日発表した「国民経済信心(信頼感)指標」によると、「現在住宅の買い時だ」と考えている人はわずか10.9%にとどまり、昨年3月の調査開始以来で最低となった。いわゆる奢侈税(ぜいたく税)の導入決定を受け、住宅購入意欲が低下していることが表れた格好だ。17日付工商時報が伝えた。

 一方で、「現在住宅の買い時ではない」と考える人の割合は75.6%に達したほか、「今後半年以内に耐久財を購入する」という人の割合は昨年10月以降で最低の22.7%だった。

 また、「現在の物価が過去半年に比べ上昇した」との回答は95.3%に達し、調査開始以来最高を記録した。「台湾株が今後半年で上昇する」と考える人の割合も2月の50.5%から37.6%に低下した。

 一方、消費者の体感する物価上昇率を尋ねたところ、48.6%の人が2.73%以上、32.7%の人が1.73~2.73%と答え、80%の人が行政院主計処が発表する消費者物価上昇率(1.23%)を上回る物価上昇を感じていることも明らかになった。

 同調査は国泰金融集団が顧客を対象に電子メールで実施している。