ニュース その他製造 作成日:2011年3月17日_記事番号:T00028816
16日に開幕した第24回「台北国際自転車展覧会」は、内外から過去最多の948社(計3,060ブース)が出展し盛況となっているが、原料価格の高騰と台湾元高から、2011年の自転車産業の生産額予測を、これまでの10%成長から5%成長へと下方修正する動きが業界で出ている。17日付経済日報が伝えた。
一方、大手自転車メーカーの巨大機械工業(ジャイアントMFG)、美利達工業(メリダ)、愛地雅工業(アイディール)は中国市場急成長の恩恵を受け、急速な生産拡充を計画しており、今年は約5%の売上成長が見込まれる。
ジャイアントMFGの羅祥安執行長(CEO)は、将来5年間中国市場の成長を好感しており、昆山新工場で第3四半期に生産を開始し、年産能力は当初30万台、最終的に100万台を予定している。
またメリダの台湾工場と深圳工場は既にフル稼働で、中国市場の成長に伴い山東工場の生産能力を高める計画だ。
なお、東日本大震災の影響について経済日報は、世界の高級自転車の9割は台湾で設計・製造されており、重要部品の変速機を生産する日本のシマノも工場が大阪に位置するため、ダメージは受けないとしている。
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