ニュース 電子 作成日:2011年3月17日_記事番号:T00028822
17日付電子時報が部品業者の情報として伝えたところによると、華碩電脳(ASUS)は6月ごろ、低価格ノートパソコン(ネットブック)「EeePC」の新機種を200~250米ドルの低価格で発売する。新機種はインテルとの共同開発で、外観とパフォーマンスをさらに改良、タブレットPC人気で低迷していたネットブックでは、これまでにない「キラー製品(爆発的な潜在成長力を持つ新製品)」とみられている。なお、同社は「EeePC」新製品の情報を明らかにしていない。
ノートPCメーカーによると、「EeePC」新機種は10インチで200米ドル程度。コスト抑制のためOS(基本ソフト)で、マイクロソフト(MS)のウインドウズセブン(Windows7)ではなく、グーグルの「アンドロイド」の最新版「3.0」か「クローム(Chrome)OS」を採用するとみられる。また、インテルが同機種のため低価格のプラットフォームを提供する可能性もあるという。
ネットブックは過去1年、タブレットPC人気に押され、欧米や中国での市場が急速に縮小する中、値下げ競争の様相を呈していた。ただ、今年はインドやブラジル、中東や東南アジアといった新興市場にターゲットをシフトし、基本スペックのみの入門機種を主力に生き残りを図るとみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722