ニュース 電子 作成日:2011年3月17日_記事番号:T00028825
聯華電子(UMC)は16日、中国・江蘇省蘇州市の同業、和艦科技の持ち株会社の株式約30%を現金8,700万米ドルで取得することを董事会で決議した。これにより、UMCは一時中断していた和艦科技合併への動きを再開したことになる。17日付工商時報が伝えた。
UMCは昨年、和艦科技の合併を目指し、合併計画は双方の株主総会で可決されたが、台湾証券交易所(証券取引所)の関連規定で、新株発行による合併が不可能と判明したため、昨年11月時点で合併に向けた和艦科技との契約をいったん解消し、計画の見直しを進めていた。
決議によると、UMCは和艦科技の持ち株会社、ベスト・エリート・インターナショナルの株式約30%を取得する。UMCは株式交換による合併ではなく、現金による株式取得に方針を転換した。今回の株式取得で、UMCは和艦科技との経営統合に向け、大きく前進することになる。
UMCは今後、さらに出資比率を高め、最終的に和艦科技の経営権を掌握する構えとみられる。
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