ニュース 電子 作成日:2011年3月17日_記事番号:T00028826
IC設計大手の聯発科技(メディアテック)と雷凌科技(ラリンク・テクノロジー)は16日、今年10月1日に合併すると発表した。存続会社はメディアテックで、株式の交換比率はメディアテック株1株当たりラリンク株3.15株となる。17日工商時報が伝えた。
両社はいずれも台湾IC設計業界大手で、合併後は競合の米クアルコム、ブロードコムなどに対して競争力を高めることになる。ラリンクはノートパソコンやタブレットPCに搭載する無線LAN(Wi−Fi)技術を得意としており、今回の合併はメディアテックがタブレットPC分野に本格進出する上で有利に働きそうだ。
メディアテックの謝清江総経理は「メディアテックは携帯デバイス、ラリンクはPCに注力してきただけに、今回の合併計画には補完効果がある。既に双方には協力実績があり、合併効果を1年以内に上げられるとみている」と説明した。
メディアテックは最近、業界内の企業をターゲットに出資、買収の動きを積極的に見せており、先ごろもタッチパネル用コントローラーICの中国・深圳市匯頂科技(GOODiX)への出資を発表したばかりだった。
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