ニュース 社会 作成日:2011年3月17日_記事番号:T00028827
東京電力福島第1原子力発電所での一連のトラブルを受け、原子力行政を担当する行政院原子能委員会(原能会)が16日午後、桃園国際空港で東京から到着した旅客を対象に放射線濃度を測定したところ、千葉県に留学していた台湾人留学生の身体、衣料から基準を上回る放射線が検出された。当局は留学生が着用していたジーンズを空港に留め置き、本人に除染措置を施した上で、入境を認めた。中央社電が伝えた。
放射線検出は、既に日本の首都圏が微量であるものの放射能で汚染されていることを裏付けるものだ(16日=中央社)
原能会は桃園、松山、高雄の3空港で、日本からの到着客を対象に放射能濃度の測定を行った。その結果、同日夜に東京から中華航空(チャイナエアライン)機で桃園空港に到着した旅客のうち、約30人からも基準を超える放射線が検出され、テープで衣服のちりを落とすなどの措置が取られた。検出濃度はまちまちだという。
原能会は「微量の基準オーバー」があったとしている。留学生から検出された放射線濃度は基準値の4倍とされるが、具体的な数値は報じられていない。
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