ニュース 石油・化学 作成日:2011年3月17日_記事番号:T00028828
ポリ塩化ビニル(PVC)を生産する台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、華夏海湾塑膠(チャイナ・ゼネラル・プラスチックス、CGPC)、大洋塑膠工業(オーシャン・プラスチックス)の3社は、東日本大震災で石油化学製品の市場動向が不透明となっていることを受け、中国顧客向けの価格通知を延期した。17日付経済日報が伝えた。
各社は状況を見極めた上で、来週にも価格を決定したい構えで、市場関係者は、1トン当たり50米ドル程度の大幅な値上がりを見込んでいる。中国メーカーが日本から台湾に調達先をシフトする動きも表面化しそうだ。
このほか、極東地区の汎用プラスチックのスポット価格が17日に決定されるが、東日本大震災で被災地にある石化プラントが操業を中止しており、ポリエチレン、ポリプロピレンなどは値上がりが避けられない見通しだ。
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