ニュース 電子 作成日:2011年3月17日_記事番号:T00028836
東日本大震災を受け、BT樹脂などスマートフォンの重要材料や重要部品の供給中断が懸念される中、スマートフォン最大手、宏達国際電子(HTC)の周永明執行長(CEO)は16日、「重要部品は4月出荷分、BT樹脂は5月分まで確保している」と述べ、当面の出荷に影響はないと強調した。17日付工商時報が伝えた。
周CEOは、日本のサプライヤーに確認した結果、供給ストップはなかったが、念のため予備の調達体制も整えたと語った。また、日本企業は危機対応力があり、速やかに生産を再開できるとの予測を示した。
一方、HTCの6月以降の出荷の鍵はBT樹脂よりも、▽ハイエンドの積層セラミックコンデンサ(MLCC)▽特殊コネクター▽電子コンパスIC──だと、UBS証券の謝宗文アナリストは指摘した。
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