ニュース 電子 作成日:2011年3月18日_記事番号:T00028849
高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)の事業者各社は、国家通訊伝播委員会(NCC)に対し、経営計画の変更を相次いで申請し、第4世代(4G)移動通信に参入する動きを見せている。18日付工商時報が伝えた。
このうち、威邁思電信(VMAXテレコム)の劉兆凱董事長は17日、WiMAX用に割り当てられた周波数帯で、TD−LTE方式による4Gサービスに参入する意向を示した。NCCへの申請は1カ月以内に行い、年内に通信網拡充に10億台湾元(約27億7,000万円)を投資する。
同社はまた、タクシー大手の台湾大車隊と提携し、同社所属のタクシー1万1,000台を対象とした移動体広告サービスを開始することでも合意した。
一方、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は、中国の移動通信キャリア最大手、中国移動通信(チャイナ・モバイル)との提携による、台湾でのTD−LTEサービスの展開を検討している。同社の紀竹律策略長は「近くNCCにTD−LTE参入を申請し、4G分野で通信大手3社の先陣を切りたい」と述べた。
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