ニュース 商業・サービス 作成日:2011年3月18日_記事番号:T00028856
東日本大震災で、日本人客の減少が目立つ中、台湾のホテル業界はそれぞれ独自の対応で苦境を乗り越えようとしている。
18日付工商時報によると、老爺大酒店(ホテル・ロイヤル・タイペイ)は、原発事故などで日本から避難した日本人や台湾人向けに1カ月以上の避難プランを設定した。同ホテルの廖朔盛副総経理は「ここ2日、日本からロングステイの料金を尋ねる電話が少なくなかった」とし、避難プランの設定の理由を説明した。ただ、今月の客室稼働率の目標は、当初の90%から75%へと引き下げた。
康華大飯店(ゴールデン・チャイナ・ホテル)も同様の避難プランの設定を検討している。
一方、晶華国際酒店集団(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)は、宿泊客の減少に対応し、台湾の企業、団体向けに6割引の会議宿泊プランを導入した。
台北市旅行商業同業公会は、東日本大震災による台湾の観光業に対する影響額を50億台湾元(約140億円)と試算している。
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