ニュース その他分野 作成日:2011年3月18日_記事番号:T00028860
東日本大地震により、日本から台湾への輸出が滞る見通しが強まる中、財政部の統計によると、2010年の日本からの輸入総額519億米ドルのうち、上位3位品目の機械(106億米ドル)、電子(89億米ドル)、化学品(86億米ドル)の合計が54%を占めていたことが分かった。
税関の輸出入統計によると、機械の日本からの輸入の内訳は半導体設備、部品が主で、半導体業界の生産能力拡充に日本は欠かせない存在となっている。また電子製品の輸入でもシリコンウエハーやICを含む半導体関連製品が64億米ドルと大部分を占めた。
台湾にとって日本は最大輸入国で、昨年の輸入総額が台湾の輸入全体の20.7%を占め、欧州260億1,000万米ドル、中国と香港375億8,000万米ドル、米国253億7,000万米ドルを大きく引き離した。
地震による台湾への影響について財政部は、「日本の電力事情の復旧状況による」とし「状況は常に変化しており、断定できない」と述べるにとどまった。
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