ニュース 家電 作成日:2011年3月18日_記事番号:T00028862
東日本大震災による日本メーカーの操業中断で、液晶テレビのサプライチェーンにも影響が表面化している。一部の部品は既に供給不足で在庫が少なくなっており、中国のメーデー連休を控え、液晶テレビメーカーの出荷に影響が出る可能性が出てきた。18日付電子時報が伝えた。
シャープは液晶パネル工場は被災を免れたものの、IC工場1カ所が東北地方にあり、震災の影響を受けた。ソニーも化学工場が被災し、バックライトモジュール用の光学フィルムの生産が中断している。日立化成工業の異方性導電フィルム(ACF)の生産ラインも影響を受けている。一部工場は損壊が激しく、操業再開のめどが立っていないところもある。
業界関係者は「工場の被害状況がまだはっきりしない上、停電や交通障害などで、部品の在庫はあまりもたない。日本のサプライチェーンがすぐに回復しない場合、4月以降に部品の確保競争が起きるのではないか」と指摘した。
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