ニュース 電子 作成日:2011年3月18日_記事番号:T00028865
ソニー台湾は17日、東日本大震災で被害を受けたソニーグループ7工場のうち、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)装置の工場(埼玉県久喜市)は通常通り稼動していると表明した。液晶パネルモジュールの貼り合わせなどに使用される異方性導電フィルム(ACF)工場(栃木県鹿沼市)は17日に一部再開したが、東京電力の計画停電および原料供給面で影響を受けている。なおACFは同社と日立化成工業が世界2大サプライヤーで、大地震を受けて台湾液晶パネルメーカーへの影響を懸念する報道が相次いだ。18日付経済日報が報じた。
同社によると、操業を停止している5工場のうち、リチウムイオン二次電池2工場(福島県郡山市、同県本宮市)は工場棟や設備自体に大きな損害はなかったが、東京電力福島第1原発から50キロメートル以上離れているものの、復旧作業を行わずに従業員を自宅待機させるよう政府に求められているという。
磁気テープ、ブルーレイディスク工場(宮城県多賀城市)は、津波被害が深刻で、当面復旧は困難な状態だ。
水道や電気が復旧した光学部品・ICカード工場(宮城県登米市)と、被害が軽微だった半導体レーザー工場(宮城県白石市)は、稼働再開を目指している。
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