ニュース 電子 作成日:2011年3月21日_記事番号:T00028885
華碩電脳(ASUS)の中国内陸部における中国第2経営本部設置に関連し、同社は18日、5,000万米ドルを投じて「華碩電脳(中国)」(社名は暫定)を新設することを董事会で決議した。同計画については先ごろ重慶市が「ASUSは当市に投資する」と宣言したが、張偉明ASUS財務長は「重慶か成都(四川省)かで依然検討中」と説明、その上で「4月中には契約が決まり、結果を公表できる」と語った。19日付工商時報が伝えた。
現在ノートパソコン業界では、大手ブランドおよび受託メーカーの中国内陸部における拠点設置が相次いでおり、まだ設置先を表明していないASUSの動向が注目を集めている。
同社は昨年第4四半期の中国ノートPC市場で12.5%のシェアを占め、聯想集団(レノボ)に次ぐ2位だった。今年は、中国4〜6級都市をターゲットに、四半期ごとに販売拠点を300カ所、通年で1,200カ所を新たに増やす計画で、シェア15%への拡大を目指す。
なお工商時報によると、ASUSの2010年通年の売上高は前年比29%増の3,212億台湾元(約8,780億円)、粗利益率13.6%、純利益は164億8,000万元だった。
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