ニュース その他製造 作成日:2011年3月21日_記事番号:T00028891
ガラス最大手、台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)は、タッチパネルなどハイテク製品に使われる超薄板ガラスの受注が、最大生産能力を5割上回る水準までに急増している。日本メーカーの生産拠点が東日本大震災で影響を受けたためで、台玻は出荷枚数を拡大するため生産ラインの配分を見直している。20日付経済日報が伝えた。
台玻は今回の受注増に関して、「技術的な障壁の高い製品のため、川上メーカーは一度調達先を変更すると、元の調達先に再度変更する可能性は少ない」と期待感を示した。現在の月産能力は1,200万トン、短期的に生産能力の拡充は難しいため、低価格製品のラインの一部を超薄板ガラスの生産にシフトしていく方針だ。
このほか、ハイテク製品向けガラスクロスの受注も震災後に日本から台湾に流れており、台玻や富喬工業(フルテック・ファイバー・グラス)は稼働率が100%を超える状況となっている。
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