ニュース 電子 作成日:2011年3月21日_記事番号:T00028895
日立ディスプレイズはこのほど、東日本大震災で茂原工場(千葉県茂原市)の操業中断が長期化する見通しとなったことから、提携相手で同様にIPS方式の液晶パネルを生産する台湾の奇美電子(チーメイ・イノルックス)に出荷面での協力を要請したもようだ。21日付経済日報が伝えた。
日立ディスプレイズ茂原工場は、天井などの破損、装置の位置ずれがあるため、復旧作業が行われており、操業開始は4月上旬以降となる見通しだ。
IPS方式の液晶パネルは、米アップルのiPhoneやiPadに採用されており、主に韓国メーカーが同社に納入しているが、日本メーカーも一部受注している。奇美電は昨年、日立からIPS方式のパネル技術の移転を受けており、技術面、生産面での協力関係を強化していた。
一方、テレビ用の大型液晶パネルを製造するパナソニック液晶ディスプレイの茂原工場も操業を中止しているが、姫路工場(兵庫県)は平常通り操業を続けている。
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