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台塑第6プラント、工業用水使用量増に承認


ニュース 石油・化学 作成日:2007年9月29日_記事番号:T00002891

台塑第6プラント、工業用水使用量増に承認

 
 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)の第6ナフサプラント(雲林県麦寮郷)の工業用水使用量について、行政院環境保護署は28日の会合で、経済部工業局の提案に基づき、同使用量を当初計画の日量25.7トンから同35.1トンに引き上げることに同意した。10月上旬の環境影響評価会合で認められれば、使用量超過に対する罰金適用は回避される見通しとなった。29日付経済日報が伝えた。

 環境保護署は、2003年の環境評価委員会で第6ナフサプラントの第4期拡張に際し、工業用水使用量を3年以内に同25.7トンまで削減するように求めた。これに対し、台塑石化側は基準は実際の需要に見合わず厳しすぎるとして、行政院に見直しを求めていた。

 台塑とグループ企業の台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)、南中石化工業は目標を達成できなかったため、環境保護署からそれぞれ100万台湾元(約350万円)、85万元、65万元の罰金処分を受けた。