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ウィンテック生産拡充、100億元規模の資金調達へ


ニュース 電子 作成日:2011年3月22日_記事番号:T00028915

ウィンテック生産拡充、100億元規模の資金調達へ

 中小型液晶パネルメーカー、勝華科技(ウィンテック)は21日、需要旺盛なタッチパネルの生産能力拡充および運営資金の充実を目的に、グローバル預託証券(GDR)1億5,000万~2億枚発行による増資計画を董事会で決議した。現在の株価から、調達金額は90億~120億台湾元(約250億〜330億円)となる見通し。22日付経済日報が伝えた。

 同社は今年初めにも生産拡充のため、GDR発行による96億元の資金調達を行ったばかり。これにより今年の中ごろには中型タッチパネルの月産能力は550万枚へと、現在の350万枚から57%増強される見通しだ。

 なお、東日本大震災による重要部品の供給ひっ迫懸念について、黄顕雄董事長は「4月末までの部品は確保しており問題ない」と述べた。

 21日の董事会で承認されたウィンテックの2010年業績は、連結売上高が638億8,600万元、連結純利益20億5,900万元、1株当たり利益(EPS)は1.67元。