ニュース 社会 作成日:2011年3月22日_記事番号:T00028917
李登輝元総統は21日、東日本大震災への日本政府の対応について、「真剣味が足りない」と厳しく批判した。22日付自由時報が報じた。
李元総統(左2)は、当時の「万年国会」解消の原動力となった1990年の学生運動代表者らと会談した際、日本政府批判の発言を行った。台湾中部大地震での指揮ぶりが絶賛された李元総統にとって、日本政府の拙劣さはさぞ歯がゆいに違いない(21日=中央社)
李元総統は「情報の伝達にも問題がある。東京電力が(福島第1原発の)災害発生当初、現場の情報を伝えなかったため、政府の初動が遅れ、事故対応に影響した。人民はとてもかわいそうだ」と指摘した。
枝野幸男官房長官が記者会見で最新状況の報告を続けることについては、「必要ない。被災地に視察に出向いて被災者が何を求めているか知るべきだ」と語った。
そして、日本政府の最大の問題点として政治家が官僚にコントロールされていることを挙げ、「首相もヘリコプターで空中から視察するだけで、これでは一般国民の苦痛を完全には理解できない」と批判した。
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