ニュース 電子 作成日:2011年3月22日_記事番号:T00028924
台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長は、米ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに対し、東日本大震災の影響でサプライチェーンに乱れが生じているものの、「日本の顧客からのチップ発注にキャンセルはない」と説明した。22日付経済日報が伝えた。
張董事長は東日本大震災による生産への影響について、「日本での地震発生後、TSMCは他地域のシリコンウエハー供給業者を探し、既存のサプライヤーにも出荷増を要求するなどして、チップの生産に影響が出ないようにしている」と説明した。
同社のサプライヤーのうち、シリコンウエハー上の薄膜形成に不可欠な熱処理成膜装置のメーカーとして知られる東京エレクトロンについて、張董事長は「近く操業を開始する見通しだ」と指摘した。
TSMCの今年の業績見通しについて、張董事長は「20%増収の目標に変更はない」と強調した。
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