ニュース 電子 作成日:2011年3月23日_記事番号:T00028941
ノートパソコン受託生産大手、英業達(インベンテック)は22日、現在43.7%を出資する携帯電話端末メーカー、英華達(インベンテック・アプライアンシズ)を株式交換方式で完全子会社化すると発表した。今回の合併はグループの経営効率化とクラウド・コンピューティング分野への参入強化が狙いだ。23日付工商時報が伝えた。
インベンテックは、5億700万台湾元(約13億6,000万円)の増資を行い、発行した新株で英華達の未保有株を取得する。株式交換比率は英華達株1株に対し、インベンテック株1.68株。株価に換算すると、英華達の昨日の株価に対し、約20%の上乗せとなる。合併期日は10月7日。
インベンテックの徐信群・資深副総経理は「英華達をグループに統合したのは、クラウド時代の到来を考慮したものだ。インベンテックはクラウド関連製品、英華達は端末に強みがある。双方は合併後、それぞれの強みを発揮できる」と指摘した。
一方、経済部技術処はこのほど、インベンテックが中華電信と共同で3億元を投資して設立する「クラウドモジュール式性能情報センター」に対し、40%の補助金を支給することを決めた。
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