ニュース 商業・サービス 作成日:2011年3月23日_記事番号:T00028948
東京電力福島第1原子力発電所近くの海水から放射性物質が検出されたことを受け、遠東国際大飯店(シャングリ・ラ・ファーイースタン・プラザホテル)、晶華国際酒店(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)など高級ホテルは22日、日本から輸入した水産物の使用中止を宣言した。23日付蘋果日報などが報じた。
台北遠東国際大飯店は、16日以降、日本から輸入した生鮮食品の使用を中止している。これまでは日本産のカキやウニなどを毎日使用していたが、既にカナダ、米国や台湾の澎湖産などに切り替えているという。晶華国際酒店も、台東県の成功漁港での調達に切り替え済みだ。六福皇宮飯店(ザ・ウェスティン・タイペイ)は、北海道産ホタテや昆布の在庫を来週使い終わる見通しで、今後は台湾の食材で代用すると表明した。華泰王子大飯店(グロリアプリンスホテル台北)は即日より日本の食材使用を中止するとしている。
一方、日本の水産物のホテル向け供給を専門とする日亜中央水産も、日本からの輸入をストップしたと表明。百貨店に出店している中島水産(本社・東京都中央区、中島明社長)も、日本産の輸入を止め、台湾産に切り替えたとしている。
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